お客様が美容室に本質的に求めていること
ラシェンテ西宮 スタイリストの今西です
お客様が美容室に望むことは
ヘアスタイルの表面的な『外的要因』であることはもちろんのこと、
もっとも本質的な部分を私がサロンワークを通じて感じていること書きました。
それは新規でラシェンテ西宮に初めてご来店し担当させて頂いたお客様との会話の中で
ふと気づかされました。
そのお客様は、ラシェンテ西宮スタッフの杉本が
お店の外でハンティングでお声がけがきっかけでご来店頂きました。
40代後半女性のお客様です。
その方は、髪質が年々細くなってきて少しチリッとした質感で
クセもあり乾燥しやすい髪質。
カットは私、ケアは羽山が担当しました。
お客様のご要望は髪を伸ばしていきたいとの事。
私は伸ばしたいというその方のご要望を快く引き受け
頭皮ケアも毎回していただくように伝えました。
お客様も頭皮ケアをする事を快く承諾して頂き、まずヘッドスパを施術。
そしてカットの際に様々なお話しをしているうちに
今まで美容室選びでとても苦労されてきたお話を聞かせて頂きました。
お客様
「このヘアースタイルにしてほしいと美容師さんに伝えてそれが似合わないって思ったらどう答えますか?」
私
「そうですね、似合うようにします!」
と答えました。
似合うようにするというのは、
なりたいデザインのどこが気に入っているのか、
そこを外さないようにしてそのデザインの雰囲気を
その人に似合わせるということです。
その方は今まで
「あなたに似合うのはベリーショートしかない」
や、したいデザインがあってそれを美容師に伝えたら
「それは髪質が違うから無理」
などなど言われてきたそう。
「ヘアスタイルの切り抜きとかを持って行くのには勇気がいる」
とよくご来店頂くお客様からよく聞きます。
私はお客様が挑戦したいヘアースタイルのイメージがあるということは
自身のヘアスタイルに対してのモチベーションが高い(美意識)ということだと思います
その気持ちをより高めてオシャレになって頂きたいと思うので
絶対に『無理です』とは答えないようにしています。
その気持ちが絶対大切だし無駄にしたくはないのです。
もしも本当に似合わないと判断した場合は
もちろん、ちゃんと説明させてもらいますが、
代わりのもっとワクワクするようなヘアスタイルをご提案させていただきます!
お客様がしたいヘアスタイルを『似合わない』と言って
『できない理由』にしているのは私達美容師側の力不足だと思うのです。
その40代のお客様は私が見る限りその方はベリーショート以外でも全然似合う。
むしろ今回は綺麗なボブで満足して帰っていただきリピートもした。
私が思うプロとしての姿は
お客様に心から喜んでいただく、ヘアーに対しての納得や発見、新しい気づきを沢山与え
ラシェンテに来たら心がワクワクする!
そう感じて頂く。そしてその仕事に見合った料金を頂く。
プロとして技術力を日々磨くことはもちろん、顧客の心を感じる努力を
常に怠らないことだと思う。
ここ最近、美容室に対してのお客様の要望はますます高くなり、
技術は上手くて当たり前だと言われている。
美容室の数はコンビニの4倍、完全な飽和状態。
幸いにも、ラシェンテ10店舗には多くのお客様にご来店頂き、売上げも年々右肩上がり。
沢山の上手いスタイリストが成長し、多くのお客さまから支持を得ています。
この厳しい美容の戦国時代を勝ち抜く為に
顧客の『声』にますます敏感になり、感じた事を、技術やサービスに転換し
顧客への『満足』に変えていかなければならない。
私は『まだまだ』とゆう気持ちを心に持ち、
私を支持頂いている顧客の皆様への感謝と新しい技術&サービスを常に考え
地域一番店にしていきたい!
今以上にお客様の期待に応えれる美容師になろうと感じました。
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